ちば 教育と文化75号

房総の自然を守る



 ●房総の自然保護運動小史           牛野くみ子
 ●八ッ場ダムの現状と課題             中丸素明
 ●風力発電は新エネルギーとして万全か     編集部
 ●KODOMOラムサール              田辺篤志
 ●盤洲干潟、唯一の大規模干潟        御簾納照雄
 ●四街道メダカの会                  原田 功
 ●私たちは何を知り何に学んだのであろうか? 田原康子
 ●鬼泪山国有林の豊かな自然と水を守ろう   宮 則夫
 ●船橋三番瀬市民調査の会の活動        伊藤昌尚
 ●創作ミュージカル「幸せ谷いのちの森物語」  太田幸子
 ●千葉県環境行政の実像              中山敏則

 ●愚かな道路計画は即刻やめるべし      高柳俊暢



 のこりが少なくなりました。
 お早めにお申し込みください。



   表紙:遠藤芙佐子
   グラビア:斉藤とよ子
   A5判 120ペー

  
  定価500円(送料82円)



 

  ◆宗形編集長インタビュー◆
   NPO法人 安房文化遺産フォーラム    愛沢伸雄さんに聞く

      文化財保存全国協議会が設立し、文化財保護に功績のあった個人・団体に授与される「和島誠一賞」を受賞された「N
    PO法人安房文化遺産フォーラム」(旧称・NPO法人南房総文化財・戦跡保存活用フォーラム)の理事長、愛沢伸雄氏を
    館山に訪れ、お話を伺いました。

    和島誠一賞受賞

    ――この度は「和島誠一賞」受賞おめでとうございます。初めに「和島誠一賞」についてお聞きしたいのですが。

   愛沢 文化財保護思想の普及を広く提唱し、神奈川県三殿台遺跡などの保存を積極的に進めた考古学者、故和島誠一氏
   を記念し2000年に設立され、これまで長岡京東院の保存運動に尽力した作家の永井路子さん、国立歴史民俗博物館館
   長を務めた故・佐原真氏、長野県の「松代大本営の保存をすすめる会」などが受賞されています。

   ――どういうことが評価されたのですか。

   愛沢 フォーラムがこれまで手掛けた館山市の赤山地下壕をはじめとする戦争遺跡、里見氏稲村城跡などの保存・活用
   運動を高く評価していただきました。市民に広く文化遺産の歴史的意義の普及をはかったということで、平成18年度内閣官
   房長官賞、20年度に千葉県文化の日功労賞、そしてこの度、和田誠一賞という名誉ある受賞は、長きにわたって文化財の
   保存・活用にご理解ご支援をいただいた全国の皆様のおかげです。

                                                   つづきはこちら pdf
 
 ◆特集から◆

  房総の自然保護運動小史                            牛野 くみ子

   房総半島の全域をしめる千葉県は三方を海に囲まれ、また半島南部の一帯は山々が連なり、温暖な気候と豊かな台地が
   海の幸、山の幸をはぐくんできました。なだらかな山々の連なりは、陸から海へとつながり、それが遠浅の海を形成してきました。
 
   
埋め立て反対運動はじまる

    1950年代、県は積極的に工業誘致をはじめました。1950年11月の川崎製鉄千葉製鉄所の誘致をはじめ、隣接地に
   東京電力そして京葉臨海工業地帯へと、その度に埋め立てが進められました。これまでに浦安市から富津市までの76キロ
   の海岸線の、生物相がいちばん豊かな干潟・浅瀬が1万2000ヘクタールも埋め立てられました。
                                                    つづきはこちら pdf

  八ッ場ダムの現状と課題                             中丸 素明

    敗戦後の千葉県は、農漁業県から重化学工業化への「脱皮」を掲げ、開発最優先策をとり続けてきた。その結果が、
   一つには「金権千葉」との揶揄を受ける政・財・官の金権・腐敗・癒着体質をはびこらせることになった。そして、もう一つは
   公害の蔓延と自然環境の破壊を招いた。
     私は1981年の弁護士登録だが、当時、千葉川鉄公害訴訟(あおぞら裁判)が係争中で、これに参画することとなった。
   その後、三番瀬の埋立をめぐる住民訴訟にも取り組んだ。直接は担当していないが、いくつかの産廃処理場をめぐる裁判
   (富津産廃訴訟、海上産廃訴訟など)でも、全国的にみても先駆けとなる大きな成果を勝ちとっている。そして、本件八ツ場
   ダム訴訟へと連らなる。
                                                                つづきはこちら pdf


  KODOMOラムサール                               田辺 篤志

   谷津干潟の周りは私の遊び場の一つでした。
  小学校にはいってからは毎日、教室から谷津干潟を眺め、総合の時間を通し谷津干潟の生き物を観察してきました。もっと
  谷津干潟について知りたいという思いから、谷津干潟観察センターに通うようになりました。2006年の「谷津干潟の日」にパ
  ネリストとして参加させて頂いた際、ラムサールセンターの事務局長にお会いしたことがきっかけで、KODOMOラムサール
  に関わるようになりました。
                                                                つづきはこちら pdf

  千葉県環境行政の実像                              中山 敏則

    たいへん豊かだった房総の自然は、乱開発などによって破壊されつづけてきた。浦安から富津までの76キロにおよぶ
   遠浅の海岸は、大部分が埋め立てられた。日本の原風景を形づくっていた里山や谷津田も、ゴルフ場、工業団地、住宅
   団地などの造成や山砂採取、産廃・残土投棄などによってかなりの部分が破壊された。住環境の破壊も各地で深刻に
   なっている。
    このように千葉の自然がメチャクチャに破壊され、大気や海・河川がひどく汚されつつあるとき、県の環境部署はなか
   なか腰をあげようとしなかった。市民団体が環境保全策を求めても、 「知らぬ顔の半兵衛」をきめこんだのである。
   そればかりか、環境部署が環境破壊に荷担することもしばしばだった。
                                                               つづきはこちら pdf




     バックナンバー一覧   定価500円(送料80円)

 






























     

    
当センターの紹介 79号 78号 77号 76号 75号 バックナンバー一覧 写真集 リンク ホーム 当センターの紹介 74号 73号 写真集 写真集 お問い合わせ ホームへ リンク情報 当センターの紹介 74号 73号 バックナンバー一覧 トップページに戻る 77号
70号 69号 バックナンバー一覧 お問い合わせ
メール